ここ最近、アウトドアブームが盛り上がりを見せています。
キャンプを始める人も増加の一途をたどり、コロナ禍のレジャーとしてすっかり定着しているように感じます。
そんなキャンプ文化の広がりを支えるひとりが、福岡市でキャンプ女子株式会社を経営している橋本華恋さん。
北九州市立大学出身の橋本さんに、4年間過ごした北九州市の印象や起業の話、将来の事業展開などを伺ってきました。
橋本華恋さん
熊本県出身。北九州市立大学法学部政策科学科卒業。
新卒で入社した、大阪市の化粧品会社勤務時にキャンプの魅力を知る。
2019年6月に福岡市でキャンプ女子株式会社を設立。
北九州は住めば住むほど好きになる街
ー北九州市に来たきっかけを教えてください
北九州市立大学に入学するにあたって北九州市に来ました。
実際に住むまでは北九州市に対して怖いイメージを持っていたのですが、住んでみたら事前の印象と全然違いました。
モノレールの競馬場前駅近くに住んでいたのですが、大学が近いこともあって安心して住むことができました。
当時よく通っていたのが、小倉北区の魚町にある古着屋さんのWAIJIN(現BAYSON)さんです。
今でもたまに訪問しているんですよ。
飲食店だと、中華そばの藤王さん(小倉北区魚町)、あとは平和通りにある焼き鳥の鳥松さんやカレー店のまるきんさん(小倉北区田町)などに行ってました。
大学の4年間を過ごして、北九州って住めば住むほど好きになる街だと思いました。
ーどんな学生生活を送っていましたか?
大学では地方自治体の政策系のゼミに入っていました。
主にフィールドワークを行っていて、例えば九州新幹線についてのアンケートを取ったときは、途中の各駅で降りて、道行く人に料金や乗り心地などを聞いたりしていました。
終わったらゼミのみんなで鹿児島に集合して、鹿児島を満喫したのは良い思い出です。
外で活動するのは全く苦にならなかったですね。むしろ性格に合っていたと思います。
ゼミ活動を通じて北九州の高齢者問題や生活保護の話など、社会のリアルを知ることができました。
ひとり暮らしで時間もたっぷりあったので、一蘭、TSUTAYA、セブン-イレブン、井筒屋、会員制の串揚げ屋さんなど、アルバイトもたくさん経験しました。素敵な出会いもたくさんありましたね。
とにかくいろいろやっていた学生でした。とても楽しかったです。
今でも当時のゼミの仲間とは連絡を取っているんですよ。
そのうち、大学の近くで集まりたいよねって話をしているところです。